安定化電源と規格に基づいた安全試験

製品安全試験

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■各指令項目低電圧指令 | 機械指令 | EMC指令 | 医療機器指令 | 防爆指令 | R&TTE指令

機械指令

適用範囲
1)機械類:電気 電池 燃料などのエネルギーまたは、バネ、重量などのエネルギーで少なくとも1個の可動部分のある機器
2)安全部品:健康や安全に関与する機械類の部品で、単独に出荷される機器機械指令は、機械にたずさわる作業者および周囲の人の安全に関する用件を規定したもので主に、工作機械、射出成型機、ロボット、建設機械などの産業用機械を中心にした機械製品が対象となります。連結された部分や部品の集合体で、少なくともその一部は、適当な動力源、制御装置に連結され作動し、特定の目的、加工、処理、移動、梱包などのために結合されたものに適用されます。

主な指令
89/392/EEC 91/368/EEC 93/44/EEC 93/68/EEC

主な製品例
工作機械・建設機械・木工機械・繊維機械・ロボット・部品実装機・検査機械など

適用除外
医療用機器、展示会場での使用機器、ボイラー、タンク、圧力容器など

概 略
既にご存知のように、ヨーロッパ市場を流通する商品、製品のほとんどにCEマークを貼付することが義務付けられています。

CEマークの貼付は、その製品がEC加盟国の必須安全要求事項を満足していることを意味し、具体的な内容については、いろいろな製品群によりそれぞれに該当する指令(法律)で定められています。

製造用の大型産業機械から、家庭で使用されるような機械、道具、装置類の大部分の製品は複数の指令でカバーされているのが普通です。

例えば、施盤のような金属加工機械では機械指令、低電圧指令、EMC指令等が関わってきます。家庭で使用するような小型の電気洗濯機やドライヤなどは低電圧指令とEMC指令だけで十分ですが、庭木手入れに使うヘッジトリマーや芝刈り機、刈り払い機には機械指令も適用されます。

機械指令が適用される製品の定義は指令書の中に細かく説明されていますが、概略として以下の説明でカバーされる製品と考えてよいでしょう。
(1) 少なくとも一つ以上の可動部があり、電気やエンジン、空気圧、油圧等の人力以外の動力源によって機械的な動作をするもの。
(2) 機械指令 アネックスIVに示された危険要素の高い機械、装置類。(電動ノコギリ、射出成形装置類)
(3) 機械指令 アネックスIVに示された安全に関わる部品、装置。(安全動作のためのリミットスイッチやセンサ類等の主に機械制御に使用される部品類。

注 人力のみで動作するものや電気部品であっても機械指令が適用される場合があります。

機械指令の解釈に必要なキーワード
機械指令を理解するうえで次に述べるキーワードが必要になります。製品がどんなに立派に仕上がっていても、これらのキーワードを理解したうえで必要な処置をとらないと、最悪の場合現地でCEマーク不備あるいは不適格としてヨーロッパでの流通を拒否されることにもなりかねません。

制御システムのリスク低減プロセス

技術文書(TCF:Technical Construction File)
製造者は、製品についての技術文書を作成し、その製品の最後の出荷から最低10年間はその資料を保管していなければならず、正当なところからの技術文書の開示要求があればすみやかに開示しなければなりません。

また、技術文書には次の項目が含まれていなければなりません。
・製品の概要(仕様)
・機械図面(概要図)、電気回路図(ブロックダイヤグラム、サーキットダイヤグラム)
・主要部品のリスト
・使用説明書(輸送、保管、梱包、開梱、メンテ等について必要に応じて)
・技術根拠を示すような資料(強度計算、材料証明、各種試験証明書等)
・製造者または第三者によるその製品に適用される規格での試験成績書
・その他、製品の必要に応じたもの

自己宣言(書)
CEマーク適合品には、「EC指令の必須安全要求項目を満足して製造された」ことを表明する自己宣言を行う必要があります。その自己宣言書を技術文書の中に綴じこんでおくのが良いのですが、製品によってはユーザーサイドから一品一品に添付を要求されることがあります。

また、宣言書の中には次の項目が含まれていなければなりません。
・製造者あるいはEU域内の代理社の名称、住所(連絡先)
・製品の名称、形式名、シリアルナンバー(もしあれば)、製造年
・適合を宣言する対象の指令(この場合は機械指令)、及び適用する規格
・製造側代表者(代理者)のサイン

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